TF-51D TRAINING: Engine Start Procedure

TF-51Dのエンジン始動手順。

ブリーフィング。

ようこそ。

まずフラップコントロールハンドルをUP位置まで上げる。解説では左Shift+Fキーを繰り返し押す、と言っているのだが、やはり一回押すと一気にUPまで上がる。エンジンが始動していないため、フラップ自体は上がらない。左Shift+Fキーを押すと、フラップコントロールハンドルは一気にUP位置まで上がるのだが、これは表示バグで、フラップ自体は10度刻みで上がっていく。ちなみに通常の離陸ではフラップは上げたままだが、最短距離で離陸したい場合は15~20度に下げておく、とのこと。上述のとおり10度刻みなんで15度は無理。

コールドエアーコントロールハンドルとホットエアーコントロールハンドルをマウスでドラッグして前方いっぱいに動かす。

どうでもいいことだが、レッスンのこのあたりで右隣に駐機してる双発機もエンジンを始動し、非常にうるさい。教官の声が聞こえづらくなるくらい。

冷却水ラジエターエアーコントロールスイッチとオイルラジエターエアーコントロールスイッチをAUTO位置にする、のだが、この二つは最初からAUTO位置になっていて、自動で次の手順に進む。スイッチカバーを閉じるのを忘れるな、と言っているのだが、これも閉じている(スイッチの下の黒いカバー)。

トリム調整。ラダートリムは右に5度、エレベーターとエルロンは0度のまま。昨日も書いたとおりフライトシムではトリムダイヤルが操作しづらいからラダートリムは使用しない、のだが、ここは5度に設定しないとトレーニングが先に進まないので、マウスカーソルをラダートリムダイヤルの上に置いてマウスホイールで設定する。

プロペラRPMレバー(Pマーク)を前方いっぱいに動かす。この位置からだとスロットルハンドルに隠れて見えないので、少し身を乗り出す感じで操作する(TrackIRの場合)。燃料ミクスチャーレバー(Mマーク)は最初からIDLE CUTOFF位置(いちばん上)になっている。スロットルを1インチだけ空ける。キーボードだとテンキーの+キーと-キーでスロットルを操作できる、とのこと。

燃料ブースタースイッチをクリックしてUP位置にする。

マグネトースイッチを3回クリックして、左端のBOTHにする。

右上の燃料セレクターバルブがMAIN TANK L.H.位置になっているのを確認する(左翼タンクの燃料が先に消費される)。次に左下の燃料シャットオフバルブをクリックしてON位置にする。

パーキングブレーキをかける。なお、右Ctrl+Enterキーを押すと、左下にコントロールインジケーターが表示されて、翼面やブレーキの状態を見ることができる。パーキングブレーキのかけ方は昨日も書いたが、まずパーキングブレーキハンドルにマウスカーソルを置いて、左マウスボタンを押したままにする。

次にブレーキペダルをフルに踏む。キーボードの場合はWキー。

左マウスボタンを押したまま、ブレーキペダル(またはWキー)を離す。

左マウスボタンを離す。これでパーキングブレーキハンドルが引き出された位置で固定される。

バッテリースイッチとジェネレータースイッチをクリックしてUP位置にする。ジェネレーターはエンジン回転数が1,500~1,700RPM以上になると作動する、とのこと。

燃料をエンジンに送るため、プライマースイッチの上にマウスカーソルを置き、左マウスボタンを1秒間(寒冷期は4秒間)押したままにする。マウスボタンを離すとスイッチは元に戻る。

スタータースイッチの赤いカバーをクリックして開き、中のスイッチの上にマウスカーソルを置いて、左ボタンを押したままにする。プロペラが回転してエンジンがパラパラ音を立て始めたら、燃料ミクスチャーコントローラーを一回右クリックしてRUN位置にする。これでエンジンが始動する。

もし始動しなかったら、燃料ミクスチャーコントローラーを左クリックしてIDLE CUTOFF位置(いちばん上)に戻し、前の手順のプライマースイッチからやり直す。

スターターはオーバーヒートしやすいため、1回20秒以内、15秒おきに最大4回までの使用に止め、その後の再使用は5分間冷却してからにする、とのこと。

エンジン始動後、スロットルを調整してエンジン回転数を1,200~1,300RPMにする。油圧が50PSI以上、油温が40℃以上、Suction gaugeが3.75~4.25インチの範囲内にあることを確認する。

左下のハイドロ―リック圧力計が800~1,100PSIの範囲、右上の酸素圧力計が400PSIであることを確認。

タキシングまたはプリフライトチェックまでエンジンを1,000~1,200RPMでアイドリングさせる。タキシング前にパーキングブレーキを忘れず解除する(ブレーキペダルをフルに踏むか、Wキーを押す)。以上でトレーニング完了。おつかれさま。

デブリーフィングは撮り損ねた。