KMGUクラスター爆弾。「submunitions dispenser」を直訳すると「子爆弾投下器」くらいの意味で、通常のクラスター爆弾と違いKMGUごと投下するわけではないのだが、わかりづらいので便宜上クラスター爆弾としておく。
ブリーフィング。
前のレッスンで使った無誘導爆弾の他に、KMGUクラスター爆弾も使用できる。今回は、AO-2.5RT子爆弾を12個収納したクラスター爆弾を4発使用する。
クラスター爆弾は、車両の隊列や滑走路のような細長い目標を破壊するのに効果的な兵器である。
レッスンはポーズされた状態で始まる。
Vキーを繰り返し押して、兵装制御パネルでСЕРИЯ КМГУ-МБДを選択する。これはKMGUクラスター爆弾と複数投下ラック(Multiple Ejection Rack、MER)用の特殊なモードで、KMGUの子爆弾は2秒間隔で、MERの爆弾は0.3秒間隔で投下される。これにより子爆弾を広い範囲にばら撒くことができる。実は今回何度かトレーニングに失敗してやり直す際に選択を忘れてしまい、このモードは使用していないのだが、1トリガーあたりの投下数の設定がПО 1なので変化はないと思われる。
スペースキーを押すとポーズが解除される。
最初の一回目だけСЕРИЯ КМГУ-МБДに設定した。
目標に接近したら7キーで空対地モードにする。
700~750km/hで枠を通過する。
空対地モードにすると、HUDに爆撃照準が表示される。今までと同じように、照準を目標にあわせる。高い速度を維持しておくと、低高度からでも効果的な爆撃ができる。
CCIPまたはCCRPのどちらを選択しても良い、とのことだが、ここから上昇して急降下してCCIPモードで爆撃するのは困難と思われる。
目標の車列に赤スモークが焚かれている。
目標にまっすぐ接近し、キャニスターのドアが開く時間を考慮に入れて、照準を車列のやや手前にあわせる。CCIPの場合は浅めの降下が必要とのこと。
ここの照準がかなりシビアで、ちょっとずれただけでミスになってしまう。道路の右縁を狙ってようやく当たり判定が出た。
赤スモークの先に緑スモークが湧き、そちらを狙う。
Uターンして、さっきの緑スモークの取りこぼしを潰す。
さらに戻って、最初の赤スモークの取りこぼしを狙ったのだが…
ここで投下した子爆弾が…
自分に当たってしまう。尾翼破損。
墜落。
当たり判定直前。投下した爆弾より先に降下すれば当然こうなる。
当たったあと。
投下した子爆弾はいちおう目標に当たっている模様。