Su-25T TRAINING: CCRP Mode, Unguided Bombing

投下位置連続計算(Continuously Computed Release Point、CCRP)モードによる無誘導爆撃。

ブリーフィング。

今回のレッスンでは、CCRPモードでの爆撃を学ぶ。前回学んだCCIPモードでは、爆弾投下の瞬間に照準を目標にあわせる必要があったが、今回のCCRPモードでは、目標が視界の外にあっても爆弾を目標に落とすことができる。

前回と同じく枠にあわせて飛行する。

7キーを押して空対地モードにする。

CCRPモードの爆弾投下の設定方法はCCIPモードと同じ。前回と違い教官からは設定変更の指示がないので、設定はПО 1(1トリガーで1ラック投下)のЗАЛП(全弾同時投下)となる…はずなのだが、本レッスンの初回爆撃に限りなぜか2ラック分投下されている(後述)。

目標まで枠を通過して飛行する。

真正面の湖岸に赤スモークが焚かれた爆撃目標がいる。

照星を目標にあわせ、トリガーを引いたまま(スペースキーを押したまま)にする。一度のトリガーで複数の爆弾を投下するように設定した場合は、目標のやや手前に照準をあわせると、連続投下した爆弾が目標の前後に着弾するようにできる。

照準を目標にあわせてトリガーを引いたままにすると、目標上に菱形が表示される(二つ下の画像参照)。この菱形は、指定されたCCRP投下位置を示している。

目標に接近しつつ、枠を通過するように飛行し、照星(菱形?)はHUD中央部のピッチ・バンク角インジケーター最上部の垂直線にあうように(真下になるように?)する。トリガーはまだ引き続ける。

投下位置に近づくと、HUD左端の投下までの残り時間表示の矢印が上から下に移動する。矢印がいちばん下に到達し爆弾が投下される直前に、短いビープ音が鳴る。

ちなみにトリガーを引いた状態で機首を起こすと菱形にバツ印が表示されるが、意味はあまりないっぽい。

ビープ音の後、兵装ステーションから爆弾が解放される音がする。前述のとおり、1ラックから投下する設定なのに、2ラック分投下されている。

着弾。画像ではわからないが、カメラの直近に着弾したらしく、滅茶苦茶ブレまくりだった。

FAB-100の場合、投下直前まで目標を狙って降下し、投下後に機首を起こして上昇しても問題ない。

次に緑スモークを狙う。

投下。

今度は設定どおり1ラックのみから投下された。

手前に外れた。

雲の中に入ってしまい自分の位置を見失うも、F10で戦域マップを見るチート技を使って戦場に復帰。スモークが切れた後、明るい枯草色の上にいる車両群を目視で狙う。

明らかに手前を狙いすぎ。

投下。

着弾。全弾同時に投下する設定になっているのだが、着弾地点はわずかにずれている。

このフライトではFAB-500がうまく投下できなかったのだが、何回か試してみたところ、どうやらFAB-500には(FAB-100もかもだが)投下下限高度が設定されているらしく、それを下回ると投下できない模様。しかし高度が高すぎると目標車両を視認できないので、高度を下げて目標に照準をあわせてトリガーを引いた後、急上昇して投下可能高度まで上がる操作が必要になる。下の画像はトリガーを引いたまま上昇し、FAB-500が自動投下された瞬間。

奥に外れ、小破のみ。

右端の上昇開始直前の場所でトリガーを引き、その後上昇しつつFAB-500を自動投下している。

なお、CCIPとCCRPは迎え角に応じて自動で切り替わる模様。40°以上で降下すればCCIP、それ以下の水平飛行ではCCRPが自動で選択されるとのこと。