画像挿入時に元ファイルへ自動でリンクする

前のバージョンでは画像を挿入すると元ファイルに自動でリンクするようになっていたのだが、WordPress 5.8ではこれが働かなくなっていたので、以前と同じく自動でリンクするように設定する。

  1. ダッシュボードを開く。
  2. WebブラウザーのURLバーの「wp-admin/」に続けて「options.php」を入力し、Enterキーを押す。
    「すべての設定」画面が表示される。
  3. 「image_default_link_type」を検索。
  4. テキストボックスの内容を「none」から「file」に変更する。
  5. いちばん下の[変更を保存]をクリック。

WordPressをhttps化

WordPressをhttps化する。さくら公式の解説はこちら。

WordPressサイトのSSL化方法

本ブログはさくらのサブドメインなので、始めに共有SSLを有効にする。

  1. さくらのコントロールパネルにログインする。
  2. [ドメイン/SSL]-[ドメイン/SSL]をクリック。
  3. 本ブログのサブドメインの[設定]をクリック。
  4. [共有SSLを使用する]を選択。
  5. [HTTPSに転送する]を選択。
  6. [保存する]をクリック。

次にWordPressをhttps化する。

  1. [ダッシュボード]-[ツール]-[サイトヘルス]をクリックし、「サイトヘルス」画面を開く。
  2. [サイトで HTTPS を使用していません]をクリック。
  3. [サイトを更新して、HTTPS を使用する]をクリック。
    WordPressから自動でログアウトする。
  4. WordPressに再ログイン。
    「サイトヘルス」画面が表示される。
  5. 「サイト URL は HTTPS に切り替わりました。」と表示されていることを確認。

MySQLを5.5から5.7にアップグレード

サイトヘルスで「古いデータベースサーバー」と表示される改善事項を解消するため、MySQLを5.5から5.7にアップグレードする。環境によって細かい手順が異なるらしく、さくら公式の解説はこちら。

データベースアップグレード機能

本ブログでの手順は下記のとおり。

  1. さくらのコントロールパネルにログイン。
  2. [Webサイト/データ]-[データベース]をクリック。
  3. [アップグレード設定]をクリック。
  4. [データベースのアップグレード]をクリック。
  5. [同意する]を選択。
  6. 「予約日時の設定」で時間を選択。
  7. [予約する]をクリック。
     予約完了画面が表示される。この画面は[Webサイト/データ]-[データベース]から[アップグレード設定]をクリックすると再度表示できる。また、予約確認メールが登録してあるメアドに届く。
    データベースのアップグレードが完了すると、同じメアドに完了メールが届く。今回は予約時刻から10分後に届いた。
  8. さくらのコントロールパネルにログイン。
  9. [Webサイト/データ]-[データベース]をクリック。
    データベースのホスト名が旧新2つ(MySQL 5.5と5.7)表示されていることを確認する。
  10. 新データベースのホスト名を控えておく。
  11. [Webサイト/データ]-[ファイルマネージャー]をクリック。
  12. WordPressのインストール先から「wp-config.php」を探し、右クリックして[ダウンロード]をクリックし、念のためローカルにバックアップしておく。
  13. 「wp-config.php」を右クリックして[編集]をクリック。
  14. 下記を探す。
    /** MySQL のホスト名 */
    define(‘DB_HOST’, ‘mysql***.db.sakura.ne.jp’);
  15. 上記の「mysql***.db.sakura.ne.jp」を、さっき控えた新ホスト名に変更する。
  16. [保存]、[閉じる]を順にクリック。
  17. ブログにアクセスし、正常に表示されることを確認する。また、[ダッシュボード]-[ツール]-[サイトヘルス]で「古いデータベースサーバー」が表示されないことを確認する。

ImageMagick(imagick)拡張モジュールのPHPでの有効化

WordPressのサイトヘルスの「1つ以上の推奨モジュールが存在しません」で「オプションのモジュール imagick がインストールされていないか、無効化されています。」と表示される。ネットで調べると、 imagick 拡張モジュール自体はさくらのレンタルサーバーに既にインストールされており、これをPHPで使えるように設定してやれば良いらしい。以下手順。

  1. さくらのコントロールパネルにログイン。
  2. [スクリプト設定]-[php.ini設定]を選択。
  3. テキストボックス内に下記コードを記入。
    extension = imagick.so
  4. [保存する]をクリック。
  5. WordPressの[ダッシュボード]-[ツール]-[サイトヘルス]で上記の要改善事項が表示されないことを確認。

停止中のプラグインとテーマの削除

WordPressのサイトヘルスで5件ほど要改善事項があり、それらを解消しておく。

まず、停止中のプラグインの削除。

  1. [ダッシュボード]-[プラグイン]-[インストール済みプラグイン]で「プラグイン」画面を開く。
  2. 無効化されているプラグインを一つ一つ削除。

次に、停止中のテーマを削除。

  1. [ダッシュボード]-[外観]-[テーマ]で「テーマ」画面を開く。
  2. 使用していないテーマを同様に一つ一つ削除。

残りのimagick未インストール古いデータベースサーバーhttps未使用、についてはそれぞれ別投稿にする。

WP Responsive Menuのインストールと設定

スマホで閲覧しやすくするため、WP Responsive Menuでレスポンシブメニューを追加する。

まず、WP Responsive Menuのインストール手順。

  1. [ダッシュボード]-[プラグイン]-[新規追加]で「プラグインを追加」画面を開く。
  2. 右上の「プラグインの検索」に「WP Responsive Menu」と入力。
  3. 「WP Responsive Menu」の[今すぐインストール]をクリック。
  4. [有効化]をクリック。

次に、WP Responsive Menuで表示するメニューを作成する。

  1. [ダッシュボード]-[外観]-[メニュー]で「メニュー」画面を開く。
  2. 右上の[表示オプション]をクリックして、表示されるチェックボックス全部にチェックを入れておく。
  3. 「メニュー名」テキストボックスにメニュー名を入力する。今回は「smartphone_menu」とした。
  4. [メニューを作成]をクリック。
  5. メニューの先頭に本ブログの投稿「プロフィール」と「飛行記録」へのリンクを入れるため、「メニュー項目を追加」の[投稿]をクリック。
  6. [検索]をクリックし、「プロフィール」を検索し、チェックボックスを選択して[メニューに追加]をクリック。
  7. 同様に「飛行記録」も追加。
  8. 次にカテゴリーのリンクをメニューに追加する。[カテゴリー]をクリック。
  9. [すべて表示]をクリック。
  10. [すべて選択]を選択後、[プロフィール]と[未分類]を解除。
  11. [メニューに追加]をクリック。
  12. 右下の[メニューを保存]をクリック。

作成したメニューを元に、WP Responsive Menuでレスポンシブメニューを作成する。

  1. [ダッシュボード]-[WPR Menu]-[WPR Menu]をクリック。
  2. 以下のように設定する。
     [General]タブ
      Select Menu:smartphone_menu(背景色が緑色になっていないと選択されていないので注意)
      Menu Title Text:over the sky
     [Appearance]タブ
      Menu Icon Direction:Right
      Menu Open Direction:Right
      Menu Item Text Style:None
      Menu elements position:Search→Menu→Social
     [Color]タブ
      Menu Bar Background:#0f0f0f
      Menu Bar Text Color:#ffffff
      Menu Container background:#ffffff
      Menu Item Text:#0f0f0f
      Menu Item Hover Background:#cccccc
      Active Menu Item Background:#cccccc
      Menu Icon Color:#ffffff
  3. [SAVE SETTINGS]をクリック。

WordPressのプラグインとテンプレートをアップグレード

  1. [ダッシュボード]-[更新]で「WordPressの更新」画面を開く。
  2. プラグインのリストをざっと確認して[すべて選択]を選択し、[プラグインを更新]をクリック。
  3. 更新完了後、[ダッシュボード]-[更新]を再度クリック。
  4. テーマのリストを確認して[すべて選択]を選択する。
    テーマをカスタマイズしてある場合、更新するとカスタマイズが消えてしまうらしく要注意。本ブログで使用している「Twenty Seventeen」も更新対象だったが、今回は特に影響なかった。
  5. [テーマを更新]をクリック。
    更新完了後、念のためブログを表示させて異常がないか確認。

(翌日追記)

テーマに影響ないと思っていたのだが、ブログタイトルの小文字化が解除されてしまっていた…ので、修正した。

PHPを7.4にアップグレード

WordPressを5.8にアップグレード後、PHPが古いとメッセージがダッシュボードに表示された。アップグレード手順は以下の通り。

  1. さくらのコントロールパネルにログイン。
  2. [スクリプト設定]-[言語のバージョン設定]で「言語バージョン設定」画面を開く。
  3. 「PHPのバージョン」で[PHP7.4 [推奨]]を選択。
    最新のPHP8.0とWordPress 5.8の互換性が不明で、今回は7.4にしておく。
  4. [保存する]をクリック。
  5. WordPressのダッシュボードで、PHPのメッセージが消えたことを確認。

WordPressを4.7.21から5.8にアップグレード

  1. [ダッシュボード]-[5.8に更新]をクリックして「WordPressの更新」画面を開く。
  2. 「WordPress 5.8–ja に自動更新できます。」の下の[今すぐ更新]をクリック。
    WordPress5.8の紹介画面が表示され、更新完了。
  3. 念のためダッシュボードの「概要」に「WordPress 5.8」と出ているのを確認する。

WordPressのバックアップ

WordPressを4.7.21から5.8にアップグレードする前に、All-in-One WP Migrationでバックアップを取っておく。

All-in-One WP Migrationのインストール手順は以下の通り。

  1. [ダッシュボード]-[プラグイン]-[新規追加]で「プラグインを追加」画面を開く。
  2. 右上の「プラグインの検索」に「All-in-One WP Migration」と入力。
  3. 「All-in-One WP Migration」の[今すぐインストール]をクリック。
  4. [有効化]をクリック。

バックアップ手順は以下の通り。

  1. [ダッシュボード]-[All-in-One WP Migration]-[エクスポート]で「サイトをエクスポート」画面を開く。
  2. [エクスポート先]-[ファイル]をクリック。
    エクスポートファイルの準備が始まる。現時点の本ブログの場合、40,073個のメディアファイル2GB分のアーカイブが数分で完了した。
  3. [FSKA.SAKURA.NE.JPをダウンロード サイズ: 2GB]とボタンが表示されるので、クリック。
    アーカイブファイルのダウンロードが始まる。Windows上で2.5GBのファイルが7分ほどでダウンロード完了。