TF-51D TRAINING: Takeoff Guided Practice

離陸、ガイド付き。

ブリーフィング。

ようこそ。

51の離陸時の操縦性は基本的に非常に高い(そうなのか?)が、エンジンが強力でプロペラもサイズが大きいため、滑走路を直進するには慎重なラダー操作が要求される。ラダートリムを右5~6度にするのが離陸時の標準的な設定で、通常はこれで十分な直進安定性を得られる。

通常の離陸ではテイクオフパワーの吸気圧力61インチを使い、エンジン回転数は3,000RPMとする。ただし今回のトレーニングでは安定性を重視して吸気圧力50インチとする。

離陸時に重要な計器は、対気速度計と吸気圧力計。離陸したら、旋回計と昇降計も使う。

離陸時に大切なことのひとつは、パワーをゆっくり上げていくこと。急激なパワーの変化は滑走路からの逸脱の原因になる。

ふたつめは、尾輪を浮かせる操作。機体の対気速度が100mphまで上がると、操縦桿を中立にしていれば、尾輪は自然に浮く。操縦桿を引いたままにして3点接地姿勢のまま離陸することも可能だが、ほとんどのパイロットは先に尾輪を浮かせ、主輪だけでさらに加速してから離陸するのが普通。

離陸滑走は、操縦桿を引いて尾輪をロックさせてから始める。速度が100mphまで上がったら、操縦桿を中立にして尾輪を浮かせる。このとき、操縦桿を押して尾輪を早く浮かせようとすると、姿勢が不安定になり、制御が難しくなるため、操縦桿を押さない。尾輪が浮いたら、ラダーを慎重に操作して直進を保つ。ラダーを左右に細かく操作して機体を安定させる必要がある場合もある。

通常の離陸ではフラップは使わない。短距離で離陸したい場合は15~20度下げる。右Ctrl+Enterキーでコントロールインジケーターを表示する。ラダートリムホイールの上でマウスホイールを回すか、またはラダートリム ホイール をドラッグして、右5度に設定する。

RPMレバー(Pマーク)が前方いっぱいになっていることを確認する。RPMレバーはPage Up/Page Downキーで動かせる。Wキーでブレーキをかける。

+と-キーでスロットルを動かし、吸気圧力を30インチにする。

操縦桿を少し引いて尾輪をロックする。準備ができたらブレーキを解除し、滑走を始める。

ZとXキーでラダーを操作し、直進を維持する。パワーを吸気圧力50インチまでゆっくり上げる。

対気速度100mphで操縦桿を中立にし、尾輪を浮かせる。ラダーを慎重に操作する。

離陸後、コントロールを失って炎上した。

どうでもいいのだが、墜落するとジョージアの旅客機らしき飛行機が表示される。

2回目。

3回目。説明を何度も聞くのは面倒なので、Ctrl+Zキーで早送りできる。Shift+Zキーを押すと通常速度に戻る。スキップ機能は見つからなかった。

ようやく離陸成功。操縦桿をゆっくり引いて離陸する。旋回計のボールと針を中心位置に維持するよう、ラダーとエルロンで調整する。

Gキーで着陸脚を収納する。着陸脚警告灯が緑→赤→消灯と変わるのを確認する。

油温、油圧、水温が正常範囲にあることを確認する。吸気圧力を46インチ、エンジン回転を2,700RPMに下げる。

上昇時の対気速度は170mphが良い。昇降計とトリムで昇降率を好みに調整する。上昇中は計器を監視して機体が正常に動作していることを確認する。

以上でトレーニング完了。おつかれさま。

デブリーフィング。