TF-51D TRAINING: Landing

TF-51D最後のトレーニング、着陸とシャットダウン。

ブリーフィング。

ようこそ。今回は目視進入パターンとエンジンシャットダウン手順を練習する。

エンジンがうるさくて教官の声が聞き取りにくい場合は、OPTIONSのAUDIOタブでWorldとIn-Cockpitの音量を下げると良い。

スロットルで吸気圧力を30インチにし、対気速度250mphで水平飛行を安定させ、海岸沿いに北に向かう(海が左手)。

Mustangには今日のILSのような精密進入システムは装備されていない。よって目視進入パターンで着陸する。

後のテキストはトラフィックパターンの基本的な説明なんで割愛。

左Alt+Bキーを押してブリーフィング画面を開き、2ページ目を開くと、トラフィックパターンの図が表示される。

パターンの長さと高度は状況により異なる。本トレーニングでは、高度1,000ftでアップウィンドレグからダウンウィンドレグまで進み、ベースレグで600ftに降下、滑走路端から2nmの位置でファイナルに入り、降下角度3度で進入する。

パターン内での速度は航空機により異なるが、51Dの着陸脚とフラップは170mph以下で下ろすことになっているため、最大でも200mphで飛行する。クロスウィンドで減速し、ダウンウィンドレグで着陸脚とフラップを下ろす。ファイナルアプローチは120mph、タッチダウン時は90mphまで減速する。

低速時、機体はパワーの変化に敏感に反応するため、パターンに入ったらスロットルの急な操作は避ける。

パターンに入る前に、エンジン回転数を2,700RPMに設定する。

飛行場は海岸から数マイル東にある(正面に見えるX字の滑走路は違う)。空港の上空のパターンにあわせて緑色の枠が表示されており、その枠の中をくぐるように進む。最初の入り口になる枠は滑走路端の上空1,000ftで、他より大きく表示されている(下の画像では最初の枠以外ほとんど見えていない)。

まず最初の入り口の枠に入り、滑走路上空のアップウィンドレグに進む。ちなみにこの位置から枠にまっすぐ進むと後続の枠に入るのが厳しくなるので、海岸沿いに少し進んでから、滑走路に正対するように旋回すると良い。

入口以外の枠も見えてきた。

1,000ftまで降下し、枠にあわせて進む。この角度からパターンに入るには少々急旋回が必要。

最初の枠をくぐり、アップウィンドレグに入る。クロスウィンドで180度旋回しつつ速度を落として、200mphでダウンウィンドに入るようにする。

アップウィンドレグの終わり。ここから左に180度旋回する。

ダウンウィンドレグ。対気速度160mphと高度1,000ftを維持する。

Gキーで着陸脚を下ろす。着陸脚警告灯が消灯→赤点灯→緑点灯となるのを確認する。

Fキーを2回押してフラップを20度下ろす。今回気付いたのだが、Fキーを1回押すとフラップコントロールレバーはいちばん下まで下りるのだが、これは表示バグで、フラップ自体は10度しか下りていない。Fキーを2回押すと20度まで下りる。

ここがダウンウィンドレグの最後で、次の枠からベースレグになる。対気速度160mphを維持する。

なお、枠にしっかり入らないと通過したと認められず、トレーニングが先に進まないので、ミスしたと思ったらUターンして枠に入りなおす。入らなければいけない枠は他より少々大きめに表示されるので、その枠をしっかりくぐるようにする。下の画像はベースレグで失敗し、いったんダウンウィンドレグに戻ったところ。手前から5つ目の他より大きい枠に入り損ねた。

この枠からファイナルアプローチ、なのだが、また枠に入り損ねた。正しく枠に入れたら、Fキーを3回押してフラップをいちばん下まで下ろす。

ファイナルアプローチ。対気速度120mph。横滑りを抑え、トリムを使って確実に進入する。行けそうになかったらパワーを少し上げて着陸脚を収納しフラップを上げて、ゴーアラウンドする。

速すぎると注意される。

滑走路端に近づいたら、パワーを絞って操縦桿を軽く引き、フレアの準備をする。90mph前後で静かに接地したい。

パワーを慎重に絞り、スティックを引き続けてフレアをかける。バウンドを避けるため、左右の主脚と尾輪の3点で静かに着地することを心がける。

接地したら、ZとXキーでラダーを慎重に使い、滑走路の中央を滑走させる。ブレーキはなるべく使わない。スロットルをアイドルパワーの1,000RPMにする。

次の右側の誘導路入り口まで進む。左Shift+Cキーでキャノピーを開く。

下の「CHANGE SOUND FILE ~」はデバッガーのコメントの消し忘れっぽい。

減速して右の誘導路に入る。

誘導路に入って先に進んだら左折して、空いてる駐機スペースに停める。

ここからシャットダウン手順。

まずパーキングブレーキをかける。なお寒冷期は、ブレーキが冷えるまで待ってからパーキングブレーキをかける。

パーキングブレーキハンドルの上でマウスボタンを押したままにして、ハンドルを引き出す。

マウスボタンを押したまま、Wキーでブレーキをかける。

マウスボタンは押したまま、Wキーを離してブレーキを解除する。

マウスボタンを離すと、パーキングブレーキハンドルが引き出された位置で固定され、パーキングブレーキがかかる。

Page Upキーを押してプロペラRPMレバーを前方いっぱいにし、+キーでスロットルを開けてエンジン回転数を1,500RPMにする。

燃料ブースタースイッチをOFFにする。

オイルとクーラントのラジエーターのスイッチカバーをクリックして開き、スイッチをいったんOPEN位置(右)にしてから、OFF位置(中立、2つ下の画像参照)にする。

左Shift+Fキーを5回押してフラップをUP位置まで上げる。

燃料ミクスチャーコントローラーをクリックしてIDLE CUTOFF位置(いちばん上)にすると、エンジンが止まる。

マグネトースイッチを3回右クリックしてOFF位置にする。

燃料シャットオフバルブをクリックしてOFF位置にする。

ピトーヒートスイッチ、ジェネレーターカットオフスイッチ、バッテリーカットオフスイッチをOFFにする。機内外のライト類も消灯しておく。

着陸脚緊急展開ハンドルを引いて油圧を抜く。

翼面をロックする。ラッチを左クリックすると操縦桿が手前でロックされ牽引用、右クリックすると操縦桿は中立でロックされ尾輪もロックされる。

以上でトレーニングは終わり。おつかれさま。

デブリーフィング

これでTF-51Dのトレーニングはひととおり終わったけれど、離陸がまるで安定しないんで、将来P-51Dに乗るのならその前にTF-51Dで離陸の練習を積まないと無理そう。TF-51Dはミッションもないし、次回からはSu-25Tに進む。