TF-51D TRAINING: Cockpit Familiarization

TF-51Dのトレーニングを始めてみる。

TF-51Dには6つのトレーニングが用意されている。今回は最初のトレーニングで、TF-51Dのコックピットの詳細を学ぶ内容。座学のみ。

ちなみに公式サイトからTF-51DのベースになったP-51D Mustangの取説がダウンロード可能で、そちらにもう少し詳細な解説が記載されている。コックピットの説明はp54から。

ブリーフィング。

トレーニングの説明。左Alt+Cを押すとマウスで視線を動かせるとか、スペースキーで次に進むとか。

コックピットの概要。だいたい標準的で見やすく操作しやすいレイアウトなんだけど、フラップ操作レバーだけ変なところにあるんだよね、な感じ。

Remote-Indicating Compass。コンパス。ノブにマウスカーソルを置いてマウスホイールで針路矢印を動かせる。

Clock。時計。ノブにマウスカーソルを置いてマウス左ボタンをホールドし、マウスホイールで時間調整できる。

Suction gauge。規定値から外れると計器の表示が正しくなくなる。

Manifold Pressure Indicator。吸気圧力計。

Airspeed indicator。対気速度計。

Directional Gyro。定針儀。 ノブにマウスカーソルを置いてマウス左ボタンをホールドし、マウスホイールで調整できる。

Flight Indicator。姿勢指示器。下の小さい方のノブにマウスカーソルを置いてマウスホイールで水平線レベルを上下できる。 右下のケージングノブでマウス左ボタンをホールドし、マウスホイールでケージできる、と説明されているのだが、このcageがなんの意味なのかがわからない。ケージについてはこちら「HOW DOES YOUR ATTITUDE GYRO WORK?」のCagingのところに説明があったのだが、飛行中に姿勢指示器がずれて正しい姿勢を表示しなくなった時、姿勢指示器を一旦ケージして、飛行機を水平直線飛行にし、それからアンケージすると、姿勢指示器が再び正しい姿勢を表示するようになる、とのこと。

上からCoolant Temperature gaugeとCarburetor Air Temperature gauge。水温計と、キャブレターの空気の温度計。

Tachometer。エンジン回転計。

Altimeter。高度計。2と3の間に高度計規正値が表示されていて、ノブにマウスカーソルを置いてマウスホイールで規正値を調整できる。

Bank and Turn indicator。旋回計。

Climb indicator。昇降計。

AccelerometerまたはG-meter。加速度計。ボタンクリックでリセットできる。

Oil Temperature gauge、Oil Pressure gauge、Fuel Pressure gauge。油温計(上半分)、油圧計(左下)、燃圧計(右下)。

Supercharger Blower switch、Fuel booster switch、Oil Dilute switch、Starter switch、Primer switch。

Landing Gear Warning lights。着陸脚警告灯。前述の取説によると、スロットルが開かれ着陸脚格納扉が閉じて着陸脚が格納ロックされていれば消灯、着陸脚が下りてロックされていれば左の緑点灯、その他の状況では右の赤点灯。

Parking Brake handle。パーキングブレーキハンドル。パーキングブレーキをかけるには、ハンドルにマウスカーソルを置いて左マウスボタンを押したままにし、ブレーキをフルにかけてから離し(左右どちらか片方でok)、それから左マウスボタンを離す。解除するには、ブレーキをフルにかけてから離す。

Oxygen Flow IndicatorとOxygen Pressure gauge。パイロットへの酸素供給状況を示す計器。

Ignition Selector switch、Cockpit Lights switch、Horn Silence button。

Fuel Shutoff valve、Fuel Selector valve。

Hydraulic Pressure gauge、Landing Gear Fairing Doors Emergency Release handle。

Surface Control lock。翼面操作ロック。

Throttle handle、Properller Control lever、Mixture Control lever。スロットルハンドル、プロペラコントロールレバー、ミクスチャーコントロールレバー。スロットルはExtreme 3D Pro、ミクスチャーはMキーで操作できるのだが、プロペラは該当するキー割り当てが見つからず、マウスでレバーを動かす必要がある模様、なのだが、プロペラコントロールレバーがスロットルハンドルの陰に隠れて非常に操作しづらい。

後でわかったのだが、プロペラコントロールレバーはPage Up/Page Downキーで操作できる。

Radiator air controls for coolant and oil, Landing light, Left Hand Fluorescent Light Rheostat switch。とりあえず着陸灯スイッチはここにある。

トリム。離陸時はラダートリムを右5~6度に設定するとのことだが、操作しやすい位置にトリムホイールが設置されている実機はともかく、トリム調整が少々困難なフライトシムだとなかなか難しい。

Ram Air Control handle、Hot Air Control handle。

Flaps Control handle。フラップコントロールハンドル。左クリック・右クリックで10度ごとに調整可能なのだが、この位置のハンドルをマウス操作するのは困難で、FキーのフルダウンとShift+Fキーのフルアップを使用するしかない。フラップを一段ずつ上げ下げするキー割り当ては見つからなかった。Fキー/左Shift+Fキーを押すとフラップコントロールハンドルはいちばん下/上まで動いてしまうのだが、これは表示バグで、フラップ自体は10度刻みに最大50度まで動く。

Landing Gear control handle。着陸脚コントロールハンドル。Gキー。

右下がcanopy hand crankで、マウスカーソルを置いてマウスホイールでキャノピーを開け閉めできる。左上がEmergency Canopy Releaseで、クリックするとキャノピーが吹き飛ぶ。

Oxygen RegulatorとOxygen Diluter lever。パイロットへの酸素供給。

Recognition Lights Keying switch。右翼先端下部にライトがあるらしいのだが、どのライトが該当するのか見てもわからない。

Electrical Control panel。各種スイッチ。

AN/APS-13 Rear Warning Radar。後方警戒レーダー。

SCR-522VHF radio。無線機。

Fuel gauges。左右燃料計。交戦中に見るのは難しそう。

Windshield defrosting、cockpit heating、cockpit cooling。いちおうマウスカーソルを置くとマウスホイールで調整可能。

これでトレーニング完了。

デブリーフィング。

Hot start from Batumi parking

新設定を試しに飛んでみた。機外ビューへの切り換えはF2、コックピットに戻すにはF1キー。

設定変更による風景や建物の違いはよくわからないが、前回走ってなかった自動車が道路上を走っている。

2回ほど離陸に失敗し、3回目でようやく成功。尾輪式は機種によって離陸の難易度が異なり、FSXのMaule M7-260CやMSFSのX Cubは比較的離陸しやすいのだが、FSXの尾輪式の中には離陸が難しいものもあり、DCS WorldのTF-51Dも少し難易度が高い。

とりあえず海。もう一回宙返りに挑戦してみたが駄目だった。

陸地に戻る。

ファイナル。

無事着陸。

駐機場。着陸灯の消し方も後で調べる。

DCS Worldの設定

■ SYSTEM
プリセットのHighを使用し、Message font scaleとScale GUIを1 → 2に変更。

■ GAMEPLAY
プリセットのSimulationを使用し、Easy Communicationだけチェックを追加した。デフォルトからの変更点は以下のとおり。

Crash auto-recovery: ON → OFF
Padlock: ON → OFF
Labels: FULL → NO LABELS

■ AUDIO
Musicのみ100% → 0%に変更。

DCS World初フライト

とりあえず飛べるようにはなったんで初フライト。TF-51DのINSTANT ACTIONでHot start from Batumi parkingにチャレンジ。

機外に視点を移動する方法がまだわからないんで、全部機内のスクリーンショット。誘導路を通って滑走路端に到着。

初離陸は少々危うげだったがいちおう上昇できた。

海上へ。

陸地に向けてUターン後、練習機とは言え軍用機なんだから宙返りくらいできるだろう、と試しにやってみたが、パワーがまるでなくて、機首を上に向けるとロールしてひっくり返ってしまう。最後は操作不能になって海に落ちた。

2回目は離陸に失敗して炎上。

3回目は大人しくトラフィックパターンを辿ってアプローチ。

だがしかし、進入速度が速すぎて滑走路を逸脱してまた炎上。

4回目。前回より少し無理目の進入だったが、今回は速度をしっかり落として無事着陸できた。

Extreme 3D ProとTFRP T.Flight Rudder Pedalsの設定(DCS World用)

気を取り直して操縦桿とラダーペダルを設定する。とりあえずレシプロ練習機TF-51DのReal設定のみ。デフォルト設定と変更内容は下記の通り。

■ Extreme 3D Pro
JOY_X: Roll
JOY_Y: Pitch
JOY_RZ: Rudder → 解除
JOY_SLIDER1: 設定なし → Thrust

Extreme 3D Proは他にスティック上部のハットスイッチ8方向が視線移動に割り当てられているが、TrackIRが接続されているとこの機能は無効になる。気のせいだった。使えた。

■ T.Flight Rudder Pedals
JOY_X: Roll → Wheel Brake Right
JOY_Y: Pitch → Wheel Brake Left
JOY_Z: Throttle → Rudder

2021/9/12追記

ハットスイッチの視線移動は使わないんで削除、かわりにZoom in slowとZoom out slowを上下に割り当てた。

■ Extreme 3D Pro
JOY_BTN_POV1_DL: View Down Left slow → 解除
JOY_BTN_POV1_DR: View Down Right slow → 解除
JOY_BTN_POV1_D: View Down slow → Zoom out slow
JOY_BTN_POV1_L: View Left slow → 解除
JOY_BTN_POV1_R: View Right slow → 解除
JOY_BTN_POV1_UL: View Up Left slow → 解除
JOY_BTN_POV1_UR: View Up Right slow → 解除
JOY_BTN_POV1_U: View Up Right slow → Zoom in slow

デフォルト

変更後

2021/9/21追記

Su-25Tの設定。ブレーキ以外はTF-51Dと同じなのだが、Su-25Tのブレーキにはアナログ軸の設定項目がないため、ラダーのトゥーブレーキは使えない。代わりにExtreme 3D Proのボタンを使う。

■ Extreme 3D Pro

JOY_BTN11: 設定なし → Wheel Brake On

TrackIR 5の設定(DCS World用)

情報元はこちら:Setting up TrackIR profiles for DCS World

TrackIRアプリを起動してからDCS Worldを起動し、それからTrackIRアプリに戻ると、下記のような表示になっている。左上の「Title」の右に表示されているのが、TrackIRが現在認識しているTrackIR対応ゲームの名称で、つまりTrackIRはDCS Worldを「Black Shark」という名前で認識している。なので、下のTitlesリストの中の「Black Shark」にプロファイルを割り当ててやれば、TrackIRはそのプロファイルで動作する。

今回はMSFSと同じプロファイルを使用するので、リスト内でそのように設定している。

今回設定したMSFS用プロファイルはF12キーとShift/Ctrlキーの組み合わせを使用しているので、DCS Worldではその組み合わせを使用しないように設定する。

メイン画面で[OPTIONS]アイコンをクリック。

[CONTROLS]タブをクリックすると、Keyboard列にキー割り当てが表示される。F12を使うのはViewカテゴリーの3つだけ。

操縦や兵装には関係なさそうなんで、F12の「F12 Static object view」はTrackIRで使わない左Alt+F12に設定して、他2つはクリアした。[OK]をクリックして設定完了。

…と思ったのだが、後で設定をよく調べてみると、操作設定は機種ごとに設定するようになっていて、さらに機種によっては設定が2つあったりする。設定を変更するときは、自分が乗りたい機種ごとに設定変更する必要があるということ。ちょっと大変だが、軍用機は機種によって役割も操作も変わってくるからってことか。

モジュールのインストール

モジュールを購入すると、モジュールマネージャーのアイコンに未インストールモジュールの個数が表示される。買ったのは2個なのに、なぜか4が表示されているが、とりあえずアイコンをクリック。

モジュールマネージャーが開き、購入済みのモジュールをインストールするダイアログが表示される。SupercarrierとF/A-18C Hornetの他に、購入した覚えのないSu-33と、おそらく地形のMarianasが表示されている。よくわからないけどまぁサービスだと思って[Ok]をクリック。

ユーザーアカウント制御の画面が出たら[はい]をクリック。

インストールが完了すると、DCS Worldが自動で再起動する。

再起動後モジュールマネージャーを開くと、モジュールがインストールされている。

メイン画面からトレーニングを開くと、F/A-18CとSu-33用のトレーニングが追加されている。

DCS Worldのインストール

ちょっと戦いたくなったんで、コンバットフライトシムのDCS Worldをやってみることに。

公式サイトから、今回は[FREE TO PLAY]をクリックして登録に進んだのだが、おそらく右上の[Login]が正しいルート。あとネット情報では、無料版をオフラインでプレイする場合は登録も必要ないらしいので、その場合はすぐダウンロードを始められるはず。

ログイン画面で[Register]をクリック。

登録画面になる。下の名前、名字、メールアドレス、ログインID、パスワード×2、画像のテキストを入力して、[REGISTER]をクリック。

仮登録が完了する。

確認メールが届く。メール内の[this link]をクリック。

確認が完了し、ログイン画面になる。ログインIDとパスワードを入力し、好みで[Remember me]にチェックを入れて、[AUTHORIZE]をクリック。

今回は最初に[FREE TO PLAY]をクリックして始めたんで、モジュールのトライアルの画面になった。最初に[Login]から始めた場合は違う画面になるかもしれない。どちらにしても[Downloads]をクリック。

最初に登録しなかった場合はここから始める。

[DCS World]をクリック。

DCS World 2.7の[DOWNLOAD]をクリック。

もう一度[DOWNLOAD]をクリック。

ダウンロードされた「DCS_World_web.exe」を実行。

セキュリティの警告が出たら[実行]をクリック。

ユーザーアカウント制御の画面が出たら[はい]をクリック。

言語選択画面が出る。日本語には対応していないので、このまま[OK]をクリック。

使用許諾画面が出る。[I accept the agreement]にチェックを入れて[Next >]をクリック。

光過敏性発作の注意画面が表示される。[Next >]をクリック。

インストール先を選択する画面が出る。[Next >]をクリック。

スタートメニューの登録内容を設定する画面が出る。[Next >]をクリック。

デスクトップにショートカットを作るかどうかの画面。[Next >]をクリック。

最終確認画面が出る。[Install]をクリック。

ここでインストールされるのはアップデーター。インストールが完了したら[Finish]をクリック。

ユーザーアカウント制御の画面が出たら[はい]をクリック。

アップデーターの画面になる。[Proceed]をクリック。

ユーザーアカウント制御の画面が出たら[はい]をクリック。

初回起動時は何も入っていないので、アップデートの名目で本体全体のダウンロードが始まる。所要時間は約45分。

インストールが完了したら[OK]をクリック。

デスクトップのショートカット、またはスタートメニューから、DCS Worldを起動。

初回起動時にログイン画面が出る。ログインIDとパスワードを入力し、好みで[Save password]と[Auto login]にチェックを入れて、[Log In]をクリック。

未登録の場合は[Cancel]クリックで始められるらしい。

製品を改善するための情報を収集して良いかどうかの画面が出る。好みで[DISAGREE]または[AGREE]をクリック。

これでいちおうインストールは完了したのだが、少し弄っていたら「Special Offer」の画面が出てきた。確認していないがほぼ全てのモジュールが半額くらいに値引きされている模様。今回は元々購入予定だった「DCS: Supercarrier」と「DCS: F/A-18C Hornet」を買っておいた。[Proceed]をクリックするとwebブラウザーに切り替わって購入画面になり、各種支払情報を入力して購入できる。

UHMI → UHMM ソコル空港

フライトプラン。

MFDの航路表示がバグっている。

滑走路32から離陸。風向き44から風速5ノット。MSFSで初めての雨中離陸。この画像はFlight Replay Controlで撮影したんで航路が表示されていない。

上昇。

航路表示はバグっているが、アクティブレグをGONAM→ABILAにすると、いちおう目的地に向かって進んでいく。

巡航高度。

GONAM通過。航路表示はまだ少しおかしいが、針路自体は正常。

56ノット(約30メートル/秒)の暴風が吹いていて、針路246に対しオートパイロットが機首を256に向けて風の影響を相殺している。

RULOD通過。

RELMI通過。

雲が晴れて地上が見える。

空港まで残り100nmで降下開始。今回はFSXの頃と同じくスロットルを絞って降下した。ただしFSXと違い、アイドルまで絞ると音声で「ランディングギア」と警報が鳴ってうるさい。

ATIS受信。

この空港の滑走路10にはILSがあるのだが、風向き211なのでILSのない滑走路28を選択。手順をロードしてアクティベートするとオートパイロットが手順の開始地点まで戻ろうとするが、空港側のMM011→MM015をアクティブレグにすると、MM011に向かっていく。

正面に空港があるはずなのだが、曇っていて何も見えない。

ようやく見つけたときはもう滑走路の上空だった。

とりあえずトラフィックパターンを辿って滑走路28にビジュアルアプローチ。しかしよく見ると微風になってるんで、滑走路10にILSアプローチで良かったかもしれない。

何はともあれファイナル。

Flight Replay Controlで全行程を記録するとデータのロードに時間がかかるため、離陸後に一旦記録を止めて、アプローチ時に再度記録を開始するようにしていたのだが、その再開始を忘れてしまい、タッチダウンの画像はない。

駐機場。

Flight Replay Controlの記録開始を忘れないように、自動記録開始機能を使うことにする。この機能は、レコードボタンを押した時点で待機状態になり、高度が指定高度になると記録を開始する。流れとしては、離陸直前に記録開始→離陸後上昇中に記録停止→自動記録開始オプションを選択し、レコードボタンをクリックして待機状態にする→アプローチ時に高度200ftで自動記録開始、という感じになる。