難しい着陸。説明に「under poor conditoins」とあるが、夜間に暗めの滑走路へ横風着陸という内容。難易度は高めで、16回ほど試して墜落9回、機体破損7回、まともな着陸0回という結果だった。
ブリーフィング。
Nav WindにAt GRND 5m/s, 347° Meteo 167°とあるが、後で教官が「南から北への風」と言っているので、風向きはおそらく167。
前々回と前回のレッスンでは、理想的な条件下での基本的な操縦と着陸について学んだ。今回は、これまでのレッスンがしっかり身に付いているかどうか、嵐の夜に飛行場を探し出して着陸することでテストする。「楽しそうだろ?w」とのこと。
まずLキーを押してコックピットの照明を点灯する、と言っているのだが、既に点灯しているので、二回押して消して再点灯する。
現在ENROUTEモードだが、最終目的地が飛行場に設定されていないので、1キーを押してRETURNモードにする。(画像はLキーを一回しか押していないので真っ暗になっている)
前回のレッスンで学んだとおり、HUDの右下に飛行場IDが表示されている。21はBeslan飛行場。「ゲーム内でいちばん小さい滑走路を、わざわざ君のために見つけてあげたんだよw」とのこと。他の飛行場を選びたい場合は、左Ctrl+`(変更してある場合はそのキー)を繰り返し押して好みの飛行場を選択できる。飛行場IDの一覧は、Su-25Tの取説のp62「Aerodrome IDs」に1~21まで、ICAOコード付きで記載されている。レッスンはとりあえず21のまま進む。
これまでに学んだ、HUDとADIを使った操縦方法を生かして、指定された帰投コースを辿ってBeslan飛行場のILSに会合する。
降下に従い速度が上がり過ぎたら、Bキーで空力ブレーキを忘れず使用する。
前回のレッスンで使用したロシア製ILSは、すべての飛行場に設置されているわけではない。Mozdok、Krymsk、Maykop、Krasnodar-Center飛行場にはロシア製のILSが設置されている。しかし、Beslan飛行場のはロシア製ではない。このため、HUDにはILS表示はされない。
しかし、HSIの中央には点線の十字線が描かれていて、実線の縦棒と横棒もついている。この点線の十字線と実線の縦横棒が、グライドスロープ・ローカライザーと飛行機の位置関係を示している。
実線の横棒(グライドスロープ)が点線より下にある場合、飛行機はグライドスロープの上にいる。実線の横棒が点線より上にある場合、飛行機はグライドスロープの下にいる。
実線の縦棒が点線より左にある場合、飛行機を左に寄せる必要がある。右の場合は右に寄せる。常に縦横棒の方向に飛行する必要がある。
まとめると、点線が飛行機の位置をあらわし、実線の縦横棒がILSのグライドスロープ・ローカライザーということになる。
なお、下の画像では目標高度279に対し205でグライドスロープの下を飛行中と思われるが、HSIの横棒は下にあり、説明と矛盾している。まぁ深く考えないことにする。
インナーマーカーを過ぎると、南から北に横風が吹いている。滑走路9(東向き)に進入しているので、右からの横風になる(垂直尾翼が右から押されて機首は右を向き、機体は右から押されて左に流れる)。この横風に対抗するため、Zキーで左ラダーを使って機首を左に戻し、右に少しバンクさせて右からの風に対抗する。FSXのKing Air 350では右ラダーを使ってバンクは水平に保つ、いわゆるクラブで横風着陸していたのだが、Su-25Tでクラブをとるとピラーが邪魔で滑走路が見づらくなった。軍用機は民間機より視界が広いって印象だったんでちょっと意外ではある。ピラーの陰に敵がいたらどうするんだって疑問は残る。
接地したら、Pキーでドラッグシュートを開き、Wキーで車輪ブレーキをかける。なお、海外掲示板では横風着陸時はドラッグシュートの使用はなるべく控えたほうが良いという意見もある。
墜落せず着陸しても機体を壊してしまうと、「こりゃあ地上クルーが大変だねぇ」と嫌味を言われる。
後ろを見ると炎上している。これはまぁ確かに後片付けが大変かもしれない。
着陸に失敗すると当然爆発して終わる。
アナログコントローラー導入後はFSXやMSFSではどんな悪条件下でもだいたい着陸できてたんで、これだけ失敗したのはキーボードだけでプレイしてた頃以来ではある。きっちり着陸できなかったのはちょっとばかりモヤモヤが残るが、まぁこれは置いておいてとりあえず先に進む方が楽しいかなぁと。