Su-25T TRAINING: Aircraft Start-Up, Taxi, and Takeoff

Su-25Tには15のトレーニングがある。最初はスタートアップ、タキシング、離陸。

なお、公式サイトからSu-25Tの取説がダウンロード可能。

ブリーフィング。

「Frogfoot」はNATO側のコードネームで、ロシア側の愛称は「Grach」(Грач、ミヤマガラス)。Su-25Tは非常に優秀な対地攻撃機で、戦場にある大抵のものを破壊することができるが、いろいろ吹き飛ばす前にまずスタートアップとタキシングの方法を学ぶ。

まず、右Shift+Lキーを押して電源を入れる。

電源を入れるとヘッドアップディスプレイ(HUD)が表示され、計器類が動き出し、ライトが点灯する。電源を入れたら、水平位置指示器のジャイロが調整されるまで3分待つ。それから、右Ctrl+Lキーで航法灯を点灯する。

左Ctrl+Cキーでキャノピーを閉じる。

スロットルが手前いっぱいに戻っていることを確認し、右Alt+Homeキーで左エンジンを始動する。

右Ctrl+Homeキーで右エンジンを始動する。

TVディスプレイの左下角の左下にエンジンゲージ(2針の円形の計器、針にそれぞれ「1」「2」とマークが付いている)があり、その下にライトが2つある。エンジンの始動が開始されると、そのライトが緑色に点灯し、稼働可能になるとライトが消える。

計器盤の左下に航空機を模したインジケーターがあり、フラップ、着陸脚、ブレーキの状態を表示している。左Shift+Fキーでフラップを離陸位置にする。

Page Up/Page Downキーでスロットルを調整し、タキシングを開始する。ブレーキはWキー。Z/Xキーで左右にステアリングできる。

突き当りを左折する。

HUDの左上角に速度がkm/hで表示される。タキシング中は10km/h前後を維持する(画像は80km/h出ているが)。ラダーを細かく円滑に使って誘導路の中央を進む。

Y字路を右に進む。

F2キーで飛行機を外から見ることができる。F1キーでコックピットに戻る。テンキーの*キーと/キーでズームイン/アウトできる。テンキーを使って視線を動かせる。

滑走路端に到着(実際の滑走路端は、ここを右折してしばらく進んだ先にある)。右折して滑走路に入り、滑走路に正対する。

滑走路に正対したら、スラストを最大まで開け、ラダーを慎重に使って滑走路の中央を維持しつつ滑走する。

ここが滑走路端。

HUD左上角に表示されている速度が250km/hになったら、操縦桿をゆっくり引いて機体を上昇させる。乱暴な操作は控える。

ちなみに画像ではまだ140km/hなのに既に姿勢を崩している。

離陸失敗。戦場で敵を吹き飛ばす前に自分が吹き飛んでしまった。

気を取り直してやり直し。今回は滑走路端から滑走を開始した。

今度は無事離陸。HUDの右上角に高度がメートルで表示される。ちなみに1,000ftは304.8m。HUDの上端中央、速度と高度の間には、飛行機の向きが表示されている。

上昇が安定したらGキーで着陸脚を収納する。

HUDの中央部にはピッチとロールが表示され、右端にはピッチ目盛りと昇降速度(m/s)が表示される。

左Ctrl+Fキーでフラップを上げる。

これでトレーニングは終わり。ESCキープで終了できる。

デブリーフィング。

TF-51D 離陸練習

とりあえず練習してみた。結果は16回中14回成功。

吸気圧力50インチ、操縦桿は中立のまま尾輪をロックせず滑走するのが自分的にはいちばん安定した。

まぁこれくらいできればP-51Dに乗ってもなんとか行けるだろうか。

TF-51D TRAINING: Landing

TF-51D最後のトレーニング、着陸とシャットダウン。

ブリーフィング。

ようこそ。今回は目視進入パターンとエンジンシャットダウン手順を練習する。

エンジンがうるさくて教官の声が聞き取りにくい場合は、OPTIONSのAUDIOタブでWorldとIn-Cockpitの音量を下げると良い。

スロットルで吸気圧力を30インチにし、対気速度250mphで水平飛行を安定させ、海岸沿いに北に向かう(海が左手)。

Mustangには今日のILSのような精密進入システムは装備されていない。よって目視進入パターンで着陸する。

後のテキストはトラフィックパターンの基本的な説明なんで割愛。

左Alt+Bキーを押してブリーフィング画面を開き、2ページ目を開くと、トラフィックパターンの図が表示される。

パターンの長さと高度は状況により異なる。本トレーニングでは、高度1,000ftでアップウィンドレグからダウンウィンドレグまで進み、ベースレグで600ftに降下、滑走路端から2nmの位置でファイナルに入り、降下角度3度で進入する。

パターン内での速度は航空機により異なるが、51Dの着陸脚とフラップは170mph以下で下ろすことになっているため、最大でも200mphで飛行する。クロスウィンドで減速し、ダウンウィンドレグで着陸脚とフラップを下ろす。ファイナルアプローチは120mph、タッチダウン時は90mphまで減速する。

低速時、機体はパワーの変化に敏感に反応するため、パターンに入ったらスロットルの急な操作は避ける。

パターンに入る前に、エンジン回転数を2,700RPMに設定する。

飛行場は海岸から数マイル東にある(正面に見えるX字の滑走路は違う)。空港の上空のパターンにあわせて緑色の枠が表示されており、その枠の中をくぐるように進む。最初の入り口になる枠は滑走路端の上空1,000ftで、他より大きく表示されている(下の画像では最初の枠以外ほとんど見えていない)。

まず最初の入り口の枠に入り、滑走路上空のアップウィンドレグに進む。ちなみにこの位置から枠にまっすぐ進むと後続の枠に入るのが厳しくなるので、海岸沿いに少し進んでから、滑走路に正対するように旋回すると良い。

入口以外の枠も見えてきた。

1,000ftまで降下し、枠にあわせて進む。この角度からパターンに入るには少々急旋回が必要。

最初の枠をくぐり、アップウィンドレグに入る。クロスウィンドで180度旋回しつつ速度を落として、200mphでダウンウィンドに入るようにする。

アップウィンドレグの終わり。ここから左に180度旋回する。

ダウンウィンドレグ。対気速度160mphと高度1,000ftを維持する。

Gキーで着陸脚を下ろす。着陸脚警告灯が消灯→赤点灯→緑点灯となるのを確認する。

Fキーを2回押してフラップを20度下ろす。今回気付いたのだが、Fキーを1回押すとフラップコントロールレバーはいちばん下まで下りるのだが、これは表示バグで、フラップ自体は10度しか下りていない。Fキーを2回押すと20度まで下りる。

ここがダウンウィンドレグの最後で、次の枠からベースレグになる。対気速度160mphを維持する。

なお、枠にしっかり入らないと通過したと認められず、トレーニングが先に進まないので、ミスしたと思ったらUターンして枠に入りなおす。入らなければいけない枠は他より少々大きめに表示されるので、その枠をしっかりくぐるようにする。下の画像はベースレグで失敗し、いったんダウンウィンドレグに戻ったところ。手前から5つ目の他より大きい枠に入り損ねた。

この枠からファイナルアプローチ、なのだが、また枠に入り損ねた。正しく枠に入れたら、Fキーを3回押してフラップをいちばん下まで下ろす。

ファイナルアプローチ。対気速度120mph。横滑りを抑え、トリムを使って確実に進入する。行けそうになかったらパワーを少し上げて着陸脚を収納しフラップを上げて、ゴーアラウンドする。

速すぎると注意される。

滑走路端に近づいたら、パワーを絞って操縦桿を軽く引き、フレアの準備をする。90mph前後で静かに接地したい。

パワーを慎重に絞り、スティックを引き続けてフレアをかける。バウンドを避けるため、左右の主脚と尾輪の3点で静かに着地することを心がける。

接地したら、ZとXキーでラダーを慎重に使い、滑走路の中央を滑走させる。ブレーキはなるべく使わない。スロットルをアイドルパワーの1,000RPMにする。

次の右側の誘導路入り口まで進む。左Shift+Cキーでキャノピーを開く。

下の「CHANGE SOUND FILE ~」はデバッガーのコメントの消し忘れっぽい。

減速して右の誘導路に入る。

誘導路に入って先に進んだら左折して、空いてる駐機スペースに停める。

ここからシャットダウン手順。

まずパーキングブレーキをかける。なお寒冷期は、ブレーキが冷えるまで待ってからパーキングブレーキをかける。

パーキングブレーキハンドルの上でマウスボタンを押したままにして、ハンドルを引き出す。

マウスボタンを押したまま、Wキーでブレーキをかける。

マウスボタンは押したまま、Wキーを離してブレーキを解除する。

マウスボタンを離すと、パーキングブレーキハンドルが引き出された位置で固定され、パーキングブレーキがかかる。

Page Upキーを押してプロペラRPMレバーを前方いっぱいにし、+キーでスロットルを開けてエンジン回転数を1,500RPMにする。

燃料ブースタースイッチをOFFにする。

オイルとクーラントのラジエーターのスイッチカバーをクリックして開き、スイッチをいったんOPEN位置(右)にしてから、OFF位置(中立、2つ下の画像参照)にする。

左Shift+Fキーを5回押してフラップをUP位置まで上げる。

燃料ミクスチャーコントローラーをクリックしてIDLE CUTOFF位置(いちばん上)にすると、エンジンが止まる。

マグネトースイッチを3回右クリックしてOFF位置にする。

燃料シャットオフバルブをクリックしてOFF位置にする。

ピトーヒートスイッチ、ジェネレーターカットオフスイッチ、バッテリーカットオフスイッチをOFFにする。機内外のライト類も消灯しておく。

着陸脚緊急展開ハンドルを引いて油圧を抜く。

翼面をロックする。ラッチを左クリックすると操縦桿が手前でロックされ牽引用、右クリックすると操縦桿は中立でロックされ尾輪もロックされる。

以上でトレーニングは終わり。おつかれさま。

デブリーフィング

これでTF-51Dのトレーニングはひととおり終わったけれど、離陸がまるで安定しないんで、将来P-51Dに乗るのならその前にTF-51Dで離陸の練習を積まないと無理そう。TF-51Dはミッションもないし、次回からはSu-25Tに進む。

TF-51D TRAINING: Takeoff Solo Practice

離陸、ソロ。

ブリーフィング。

ガイドは一切なし。離陸さえすれば良い。

1回目は炎上。

2回目。横倒しになって炎を噴きながら草地を滑っていくが、爆発はしなかった。

炎上中。

自然鎮火した。

3回目、離陸して少しの間飛んだのだが、そこからなぜか操縦不能に陥って墜落。この飛行機向いてないんじゃないかと本気で思う。

4回目でようやくまともに離陸。

離陸後トラフィックパターンを辿って着陸したが、着陸後のブレーキングで失敗してスピンし、機体を壊してしまった。

まぁとりあえず離陸はできたしもういい。デブリーフィング。

TF-51D TRAINING: Takeoff Guided Practice

離陸、ガイド付き。

ブリーフィング。

ようこそ。

51の離陸時の操縦性は基本的に非常に高い(そうなのか?)が、エンジンが強力でプロペラもサイズが大きいため、滑走路を直進するには慎重なラダー操作が要求される。ラダートリムを右5~6度にするのが離陸時の標準的な設定で、通常はこれで十分な直進安定性を得られる。

通常の離陸ではテイクオフパワーの吸気圧力61インチを使い、エンジン回転数は3,000RPMとする。ただし今回のトレーニングでは安定性を重視して吸気圧力50インチとする。

離陸時に重要な計器は、対気速度計と吸気圧力計。離陸したら、旋回計と昇降計も使う。

離陸時に大切なことのひとつは、パワーをゆっくり上げていくこと。急激なパワーの変化は滑走路からの逸脱の原因になる。

ふたつめは、尾輪を浮かせる操作。機体の対気速度が100mphまで上がると、操縦桿を中立にしていれば、尾輪は自然に浮く。操縦桿を引いたままにして3点接地姿勢のまま離陸することも可能だが、ほとんどのパイロットは先に尾輪を浮かせ、主輪だけでさらに加速してから離陸するのが普通。

離陸滑走は、操縦桿を引いて尾輪をロックさせてから始める。速度が100mphまで上がったら、操縦桿を中立にして尾輪を浮かせる。このとき、操縦桿を押して尾輪を早く浮かせようとすると、姿勢が不安定になり、制御が難しくなるため、操縦桿を押さない。尾輪が浮いたら、ラダーを慎重に操作して直進を保つ。ラダーを左右に細かく操作して機体を安定させる必要がある場合もある。

通常の離陸ではフラップは使わない。短距離で離陸したい場合は15~20度下げる。右Ctrl+Enterキーでコントロールインジケーターを表示する。ラダートリムホイールの上でマウスホイールを回すか、またはラダートリム ホイール をドラッグして、右5度に設定する。

RPMレバー(Pマーク)が前方いっぱいになっていることを確認する。RPMレバーはPage Up/Page Downキーで動かせる。Wキーでブレーキをかける。

+と-キーでスロットルを動かし、吸気圧力を30インチにする。

操縦桿を少し引いて尾輪をロックする。準備ができたらブレーキを解除し、滑走を始める。

ZとXキーでラダーを操作し、直進を維持する。パワーを吸気圧力50インチまでゆっくり上げる。

対気速度100mphで操縦桿を中立にし、尾輪を浮かせる。ラダーを慎重に操作する。

離陸後、コントロールを失って炎上した。

どうでもいいのだが、墜落するとジョージアの旅客機らしき飛行機が表示される。

2回目。

3回目。説明を何度も聞くのは面倒なので、Ctrl+Zキーで早送りできる。Shift+Zキーを押すと通常速度に戻る。スキップ機能は見つからなかった。

ようやく離陸成功。操縦桿をゆっくり引いて離陸する。旋回計のボールと針を中心位置に維持するよう、ラダーとエルロンで調整する。

Gキーで着陸脚を収納する。着陸脚警告灯が緑→赤→消灯と変わるのを確認する。

油温、油圧、水温が正常範囲にあることを確認する。吸気圧力を46インチ、エンジン回転を2,700RPMに下げる。

上昇時の対気速度は170mphが良い。昇降計とトリムで昇降率を好みに調整する。上昇中は計器を監視して機体が正常に動作していることを確認する。

以上でトレーニング完了。おつかれさま。

デブリーフィング。

TF-51D TRAINIG: Taxi

タキシングのトレーニング。

ブリーフィング。

ようこそ。

尾輪式のタキシングは少々難しい。飛行機の名前がP-51になってるってことは、Mustangと共通のトレーニングなんだろうか。視界を確保するためジグザグにタキシングするのは、アニメや映画でおなじみかもしれない。まぁ面倒なんでフライトシムじゃやらないんだけど。

TrackIRだと左右に身を乗り出して横から前を見るようにするが、マウスの場合は左Alt+Cキーでマウスビューモードにしてから、マウスホイールを押したままにしてマウスを左右に動かすと、頭を左右に平行移動できるとのこと。キーボードの場合は、右Ctrl+右Shift+Num4と右Ctrl+右Shift+Num6。右Ctrl+右Shift+Num5で元に戻る。

操縦桿を手前に引くと、尾輪の向きが左右6度ずつに制限される。タキシング時と離陸時は操縦桿は基本的に引いておく。これにより方向をコントロールしやすくなるが、急な方向転換はできなくなる。

操縦桿を中立に戻すと、尾輪の向きは自由に動くようになる。これによりタイトな旋回が可能になるが、スピードやブレーキのかけ具合、エンジンパワー、ラダー位置によっては急激な挙動になりやすい。

舗装されている路面の場合はエンジンパワーはさほど必要ない。ブレーキの使用は最小限に。ブレーキが熱くなると、離陸後上昇して冷たい空気に触れたときに氷が張ってしまう。

右Ctrl+Enterキーでコントロールインジケーターを表示すると、翼面やブレーキ等の状況を見ることができる。

操縦桿を手前に引き、尾輪の向きをロックする。

左に止まっている先導車の後ろについてタキシングする。

先導車は10マイル/h程度で走行する。エンジンパワーを少し上げて前に進む。スロットルはテンキーの+と-キー。ZとXキーでラダーを動かして左右に操作し、必要に応じてWキーでブレーキをかける。先導車の100~300フィート後ろをジグザグに進む。

先導車は右折して誘導路に入る。

もう一度右折し、滑走路へ戻る誘導路に入る。

滑走路の手前で一時停止。

再発進。滑走路に出たら左折。

右折してエプロンに入る。ここでUターンして滑走路に向き直るわけだが、スペースが狭いため注意が必要になる。操縦桿を前方に押して尾輪のロックを解除し、左Ctrl+Wキーまたは左Alt+Wキーを使って左右どちらか片方のブレーキだけをかけて、より小さい半径で転回する。

先導車はエプロン出口で止まる。その隣に機体を停める。

先導車の横に停めたらトレーニング完了。おつかれさま。

デブリーフィング。

TF-51D TRAINING: Engine Start Procedure

TF-51Dのエンジン始動手順。

ブリーフィング。

ようこそ。

まずフラップコントロールハンドルをUP位置まで上げる。解説では左Shift+Fキーを繰り返し押す、と言っているのだが、やはり一回押すと一気にUPまで上がる。エンジンが始動していないため、フラップ自体は上がらない。左Shift+Fキーを押すと、フラップコントロールハンドルは一気にUP位置まで上がるのだが、これは表示バグで、フラップ自体は10度刻みで上がっていく。ちなみに通常の離陸ではフラップは上げたままだが、最短距離で離陸したい場合は15~20度に下げておく、とのこと。上述のとおり10度刻みなんで15度は無理。

コールドエアーコントロールハンドルとホットエアーコントロールハンドルをマウスでドラッグして前方いっぱいに動かす。

どうでもいいことだが、レッスンのこのあたりで右隣に駐機してる双発機もエンジンを始動し、非常にうるさい。教官の声が聞こえづらくなるくらい。

冷却水ラジエターエアーコントロールスイッチとオイルラジエターエアーコントロールスイッチをAUTO位置にする、のだが、この二つは最初からAUTO位置になっていて、自動で次の手順に進む。スイッチカバーを閉じるのを忘れるな、と言っているのだが、これも閉じている(スイッチの下の黒いカバー)。

トリム調整。ラダートリムは右に5度、エレベーターとエルロンは0度のまま。昨日も書いたとおりフライトシムではトリムダイヤルが操作しづらいからラダートリムは使用しない、のだが、ここは5度に設定しないとトレーニングが先に進まないので、マウスカーソルをラダートリムダイヤルの上に置いてマウスホイールで設定する。

プロペラRPMレバー(Pマーク)を前方いっぱいに動かす。この位置からだとスロットルハンドルに隠れて見えないので、少し身を乗り出す感じで操作する(TrackIRの場合)。燃料ミクスチャーレバー(Mマーク)は最初からIDLE CUTOFF位置(いちばん上)になっている。スロットルを1インチだけ空ける。キーボードだとテンキーの+キーと-キーでスロットルを操作できる、とのこと。

燃料ブースタースイッチをクリックしてUP位置にする。

マグネトースイッチを3回クリックして、左端のBOTHにする。

右上の燃料セレクターバルブがMAIN TANK L.H.位置になっているのを確認する(左翼タンクの燃料が先に消費される)。次に左下の燃料シャットオフバルブをクリックしてON位置にする。

パーキングブレーキをかける。なお、右Ctrl+Enterキーを押すと、左下にコントロールインジケーターが表示されて、翼面やブレーキの状態を見ることができる。パーキングブレーキのかけ方は昨日も書いたが、まずパーキングブレーキハンドルにマウスカーソルを置いて、左マウスボタンを押したままにする。

次にブレーキペダルをフルに踏む。キーボードの場合はWキー。

左マウスボタンを押したまま、ブレーキペダル(またはWキー)を離す。

左マウスボタンを離す。これでパーキングブレーキハンドルが引き出された位置で固定される。

バッテリースイッチとジェネレータースイッチをクリックしてUP位置にする。ジェネレーターはエンジン回転数が1,500~1,700RPM以上になると作動する、とのこと。

燃料をエンジンに送るため、プライマースイッチの上にマウスカーソルを置き、左マウスボタンを1秒間(寒冷期は4秒間)押したままにする。マウスボタンを離すとスイッチは元に戻る。

スタータースイッチの赤いカバーをクリックして開き、中のスイッチの上にマウスカーソルを置いて、左ボタンを押したままにする。プロペラが回転してエンジンがパラパラ音を立て始めたら、燃料ミクスチャーコントローラーを一回右クリックしてRUN位置にする。これでエンジンが始動する。

もし始動しなかったら、燃料ミクスチャーコントローラーを左クリックしてIDLE CUTOFF位置(いちばん上)に戻し、前の手順のプライマースイッチからやり直す。

スターターはオーバーヒートしやすいため、1回20秒以内、15秒おきに最大4回までの使用に止め、その後の再使用は5分間冷却してからにする、とのこと。

エンジン始動後、スロットルを調整してエンジン回転数を1,200~1,300RPMにする。油圧が50PSI以上、油温が40℃以上、Suction gaugeが3.75~4.25インチの範囲内にあることを確認する。

左下のハイドロ―リック圧力計が800~1,100PSIの範囲、右上の酸素圧力計が400PSIであることを確認。

タキシングまたはプリフライトチェックまでエンジンを1,000~1,200RPMでアイドリングさせる。タキシング前にパーキングブレーキを忘れず解除する(ブレーキペダルをフルに踏むか、Wキーを押す)。以上でトレーニング完了。おつかれさま。

デブリーフィングは撮り損ねた。