OYAA → OYSN サヌア国際空港 RWY18

出発前に時刻を5:00に設定。

離陸時はまだ暗い。

ザマール上空。

夜明けとともに降下。

サヌア国際空港もATISがない。XGaugeによると右から14ノット(7m/s)の横風。

滑走路を視認。
イエメンは沿岸部以外は山がちな国。サヌア国際空港も標高7,200フィート(2,200m)という高地にある。

晴れているのになぜか地面が濡れている。

OYSQ → OYAA アデン国際空港 RWY08

ソコトラ島の昼間の風景。

ソコトラ空港からアデン国際空港へはエアウェイが設定されていない。GPS直行コースをとる。

燃料は300ガロン積載。

ソコトラ空港には管制官がいない。ATISもない。SanaaセンターにIFRクリアランスを要請し、XGaugeで気象情報を確認。風向きは123、どちら向きに離陸しても真横風になる。着陸と同じ滑走路3を使うことにした。

離陸準備完了。離陸を宣言して出発。

アデン湾上空をゆったり飛行。

滑走路を視認。アデン国際空港はILSに加えPAPIも装備されていて、ソコトラ空港に比べると至れり尽くせり感がある。

タッチダウン。

駐機場までタキシング許可を要請したのだが、誘導された先はなぜか給油所だった。

燃料残量は108.5ガロン、191.5ガロン消費。

OOMS → OYSQ ソコトラ空港 RWY03

まとまった距離を飛ぶので巡航高度30,000フィートに設定。国境までは陸上を飛び、イエメンに入ったら海上に出るルート。

ナビログによると距離970.7nm、燃料358.6ガロン。

予備を含めて500ガロン積載するとほぼ満タン。King Air 350の航続距離は、ラーニングセンターによると1,582nm(IFR)。

離陸準備が終わったら日が暮れていた。

太陽の残光を浴びながら上昇。

FL300に到達。
この後も何枚か画像を撮ったのだが、巡行中はFSX画面をデュアルモニタのサブ側に置いたためか、全部真っ黒になってしまった。残ってるのはメイン側に置いて撮影した画像のみ。

ソコトラ島に近づくと降下を指示された。

滑走路の視認に少し手間取った。
ソコトラ空港は、滑走路があるだけの空港。ILSもPAPIもVASIもATISもないし管制官もいない。着陸する時は決められた周波数で「今から着陸するよ」と宣言するだけ。

GPSの進入手順すらないので、真っ暗闇のなか手探りでアプローチ。

タッチダウン。

暗すぎてどこが駐機場なのかもわからないので、適当なところに駐機しておく。

残燃料は183.2ガロン、316.8ガロン消費。

OMAA → OOMS マスカット国際空港 RWY08

寝る前にマスカットまで飛んでおこうと思い、アブダビから離陸。

距離203.9nmのショートフライトだが、今回はハジャル山地を越えるため、15,000フィートと前回より高めの巡航高度を指定された。

奥の街はアル・アイン、手前の空港はアル・アイン国際空港(OMAL)。

アル・アインの街並み。

アル・アインを過ぎるとハジャル山地へ。

ハジャル山地を越えたらペルシャ湾と再会。

降下指示に従い降りていくと何やら霧がかかっていて前がよく見えない。

管制官の誘導とILSを頼りに滑走路を視認。

シャットダウンを終えたらちょうど太陽が沈むところだった。

OTBD → OMAA アブダビ国際空港 RWY13

アブダビ国際空港まで距離176.1nmのショートフライト。

フライトプランの予想所要燃料は66.4ガロン。これを1割増やして100ガロン加えて174ガロンを積載。

ペルシャ湾上空をまったり飛行。

前方の島にある空港はDalma空港(OMDL)。

こちらはZirku空港(OMAZ)。

アブダビ国際空港は2008年に第2滑走路が完成している。

燃料残量は96.1ガロン、消費77.9ガロン。

OBBI → OTBD ドーハ国際空港 RWY34

操作手順を確認しながらペルシャ湾南西岸を103.6nmのショートフライト。

空港へは北から接近したのだが、指定された滑走路はILSのあるRWY34で、南からの進入となった。操作の確認に忙しくて周囲の画像など撮影する余裕もなく、着陸後のインスタントリプレイから数枚。

カタールでは2014年にハマド国際空港が完成し、民間定期航空便はすべてそちらに移管された。現在ドーハ空港は軍用機、一部チャーター便、ヘリコプターに利用されている。

フライトプランの予想燃料は38.6ガロン、積載した燃料は95.0ガロン、シャットダウン時の残り燃料は20.1ガロン。タキシングと待機と北から南への迂回で36.3ガロン消費した計算。

King Air 350 チェックリスト(2017版)

フライトプラン作成
[フライト環境]-[時刻と季節]を選択して日付と時刻を設定
[フライト]-[フライト プランナー]を選択
出発地と行き先を選択
[IFR(計器飛行方式)]を選択
ルーティング方法を設定
[ルートの検索]をクリック
[巡航高度]を設定(長距離飛行時は30,000フィート)
[ナビログ]で距離・燃料・時間を確認
[OK]を2回クリックして[保存]
「出発空港に移動しますか?」で[いいえ]
[航空機]-[燃料とペイロード]で積載量を設定

エンジン始動前
パーキング ブレーキ: セット
スラスト レバー: アイドル
プロペラ レバー: 前方いっぱい
コンディション レバー: 燃料カットオフ
着陸装置レバー: ダウン
バッテリ スイッチ: オン
計器灯: オン
着陸装置位置表示灯: 点灯を確認
燃料計(左右): 確認
エレベータ動作: 確認
エルロン動作: 確認
ラダー動作: 確認
フラップ動作: 確認
フラップ レバー: アップ
アビオニクス マスター スイッチ: オン
気象状況: 確認(ATIS、X Gaugeなど)
GPS: 確認
除氷スイッチ: オン
ピトー ヒート スイッチ: オン
除氷装置警告灯(6個): 点灯を確認
IFRクリアランス: 要請
トランスポンダー: セット
衝突防止灯スイッチ: オン

エンジン始動
プロペラ エリア: クリア
コンディション レバー: ハイ アイドル
プロペラ同調スイッチ: オフ

右エンジン始動スイッチ: オン
右エンジン計器: 右トルク計が最低12%で安定するまで監視
右コンディション レバー: ロー アイドル
右吸気タービン温度計: 監視
右トルク計: 監視
右燃料圧不足警告灯: 消灯を確認
右油圧不足警告灯: 消灯を確認
右滑油圧力計: 確認
右コンディション レバー: ハイ アイドル
右ジェネレータ スイッチ: オン

左エンジン始動スイッチ: オン
左エンジン計器: 左トルク計が最低12%で安定するまで監視
左コンディション レバー: ロー アイドル
左吸気タービン温度計: 監視
左トルク計: 監視
左燃料圧不足警告灯: 消灯を確認
左油圧不足警告灯: 消灯を確認
左滑油圧力計: 確認
左コンディション レバー: ハイ アイドル
左ジェネレータ スイッチ: オン

離陸準備
水平儀: チェック
水平位置指示器: チェック
高度計規正ノブ: 規正値セット
高度計: チェック
対気速度計: チェック
昇降計: チェック
旋回滑り計・傾斜計: チェック
NAV/GPS モード スイッチ: GPS
OBS: セット
高度警報装置: セット
昇降率設定ノブ: 2,000 ft/min
無線機: 必要に応じてセット
自動操縦マスター スイッチ: オフ
針路保持スイッチ: オフ
高度保持スイッチ: オン
ナビゲーション保持スイッチ: オン
アプローチ保持スイッチ: オフ
ヨーダンパー保持スイッチ: オン
トリム: セット
オートフェザリング スイッチ: ARM
コンディション レバー: ロー アイドル
手動プロペラ フェザリング: チェック
主警報灯: 消灯を確認
マスター コーション ライト: 消灯を確認

滑走路へタキシング
タキシングクリアランス: 要請
航空灯スイッチ: オン
タクシー灯スイッチ: オン
着陸灯スイッチ: 必要に応じてオン
パーキング ブレーキ: 解除
ブレーキ: 走行中に動作確認
水平位置指示器: 走行中に動作確認
水平儀: 走行中に動作確認
旋回滑り計・傾斜計: 走行中に動作確認
滑走路番号表示: 確認
タクシー灯スイッチ: オフ

離陸直前
プロペラ レバー: 前方いっぱい
着陸灯スイッチ: オン
白色閃光灯スイッチ: オン
主警報灯: 消灯を確認
マスター コーション ライト: 消灯を確認
V1 速度: 確認(15,000 lbs時、108 KIAS)
VR 速度: 確認(15,000 lbs時、111 KIAS)
V2 速度: 確認(15,000 lbs時、117 KIAS)
離陸許可: 要請

離陸
先行機: 先行機が離着陸してから数分待機
ブレーキ: ホールド
スラスト レバー: 前方いっぱい
ブレーキ: トルク計が60%を超えたら解除
VR: 10~15度機首上げ
上昇開始後: ブレーキを軽くホールド
着陸装置レバー: アップ
着陸装置位置表示灯: 消灯を確認
対気速度計: 障害物をクリアするまでV2を維持
主警報灯: 消灯を確認
マスター コーション ライト: 消灯を確認
エンジン計器: チェック

上昇
プロペラ同調スイッチ: オン
オートフェザリング スイッチ: ARM
着陸灯スイッチ: オフ
トルク計: 90%以下
プロペラ回転計: 1,600 rpm(油圧不足警告灯が点灯しない程度に下げる)
昇降計: 2,000 ft/min
エンジン計器: 監視
対気速度計: 監視
IFRクリアランス: 未受領なら要請
自動操縦マスタースイッチ: オン(OBS設定コースをインターセプトしたら)
高度計規正ノブ: 2992(FL180に到達したら)
昇降率設定ノブ: 対気速度計が130 KIASを下回らないように調整

巡航
高度計: 巡航高度
昇降計: 0 ft/min
トルク計: 66%
プロペラ回転計: 1,500 rpm
オートフェザリング スイッチ: オフ

巡航中
主警報灯: 消灯を確認
マスター コーション ライト: 消灯を確認
エンジン計器: 監視
燃料計(左右): 監視
高度計: 監視
水平位置指示器: 監視
(目的地まで120nmに接近したら)
気象状況: 確認(ATIS、X Gaugeなど)
燃料バランス: チェック

降下
自動操縦マスター スイッチ: オフ
オートフェザリング スイッチ: ARM
プロペラ回転計: 1,600 rpm
スラスト レバー: アイドル
昇降計: 2,000 ft/min
高度計規正ノブ: 規正値セット(FL180より降下したら)
気象状況: 確認(ATIS、X Gaugeなど)

アプローチ
(着陸滑走路を指定されたら)
NAV 1 周波数: ILSにセット(ILS進入の場合)
音声選択パネル: 必要に応じてセット
OBS: 滑走路に合わせてセット
GPS進入手順: ロード
VREF速度: 確認(100~109 KIAS)
高度計規正ノブ: 規正値セット
オートフェザリング スイッチ: ARM
トルク計: 50~30%
対気速度計: 180 KIAS以下
(ILSを受信、または30nmまで接近したら)
NAV/GPS モード スイッチ: NAV(ILS進入時)
GPS進入手順: アクティベート
着陸灯スイッチ: オン
トルク計: 40~25%
対気速度計: 140 KIAS前後
先行機: 間隔を6nmあけて、先行機の航跡より高度を上げる。必要ならゴーアラウンド
(グライドスロープをインターセプトしたら)
フラップ レバー: アプローチ
着陸装置レバー: ダウン
着陸装置位置表示灯: 点灯を確認
プロペラ レバー: 前方いっぱい
コンディション レバー: ハイ アイドル
トルク計: 30~10%
対気速度計: 120 KIAS前後
昇降計: 300~400 ft/min

着陸
(対地高度 300~500 ftになったら)
フラップ レバー: ダウン
エレベータ トリム: 下から2目盛り
対気速度: VREF
パーキング ブレーキ: 解除を確認
(滑走路端を越えたら)
スラスト レバー: アイドル
昇降計: 100 ft/min
(タッチダウンしたら)
ブレーキ: ホールド
スラスト レバー: 必要に応じてリバース(50 KIASで解除)

給油所・駐機場へタキシング
フラップ レバー: アップ
コンディション レバー: ロー アイドル
トリム: セット
白色閃光灯スイッチ: オフ
タクシー灯スイッチ: オン
エンジン始動スイッチ(左右): オフ
除氷スイッチ: オフ
ピトー ヒート スイッチ: オフ
タキシングクリアランス: 要請

エンジン停止・係留
パーキング ブレーキ: セット
アビオニクス マスター スイッチ: オフ
オートフェザリング スイッチ: オフ
ライト: オフ(計器灯のみ必要に応じてオン)
吸気タービン温度計(左右): 最低温度で安定
コンディション レバー: 燃料カットオフ
プロペラ レバー: フェザー
左右ジェネレータ スイッチ: オフ
バッテリ スイッチ: オフ

エンジン停止・係留チェックリスト

エンジン停止・係留
パーキング ブレーキ: セット
アビオニクス マスター スイッチ: オフ
オートフェザリング スイッチ: オフ
ライト: オフ(計器灯のみ必要に応じてオン)
吸気タービン温度計(左右): 最低温度で安定
コンディション レバー: 燃料カットオフ
プロペラ レバー: フェザー
左右ジェネレータ スイッチ: オフ
バッテリ スイッチ: オフ

以下詳細。

パーキング ブレーキ: セット
Ctrl+.を押す。

アビオニクス マスター スイッチ: オフ
オートフェザリング スイッチ: オフ
ライト: オフ(計器灯のみ必要に応じてオン)
2D計器パネルで操作する。

吸気タービン温度計(左右): 最低温度で安定

コンディション レバー: 燃料カットオフ
Ctrl+Shift+F1を押す。

プロペラ レバー: フェザー
Ctrl+F1を押してからCtrl+F2を押す。

左右ジェネレータ スイッチ: オフ
バッテリ スイッチ: オフ
2D計器パネルで操作する。

以上でシャットダウン完了。